不妊治療について❷
長くなったので2つに分けました。前記事の続きです。
④夫の協力もマスト
うちの場合、最終的には夫に原因がありました。
それは体外受精をして初めてわかりました。
シャーレに放った精子くんたち、最初の数日は元気だったのに、その後動かなくなってしまったのです…
おかげで21個採卵した卵は受精せず全滅。
先生も言いにくそうにしてたし、私もすごくショックで。
その場では現実感なく説明を聞いていましたが、車に戻って夫に電話するときに大泣きしました。
精液検査は普通だったのです。だから夫の精子は大丈夫だと思っていました。
たぶんなかなかないです、こんなこと。先生もビックリしていましたし。
この日を境に、私たちには顕微授精一択のみとなりました。
(夫は「まだ自然妊娠するかもしれない」なんてアホなことぬかしていますが。それならもっと早くできてるっつーの!)
精液検査も体外受精や顕微授精も、夫の精液をケースに入れて持っていくことになります。
自分の精液を持っていったり、調べられたりするの、男性は抵抗ある人多いと思います。うちもたぶんそうだった。
でも検査してみないとわからないし、もっと言えば、ステップアップしないとわからないことだってあるんです。
不妊は女性にばかり責任を求められがちだけど、半分は男性不妊なんです。
恥ずかしがっている場合ではないのです。男性諸君。
もっと自分の体に関心をもってほしいと思います。
それに、たとえ男性不妊でも、現代医療でちゃんと妊娠できる。
ダイヤモンドユカイさんは、無精子症でしたが、数少ない精子を取り出して、顕微授精させることで3人の子持ちになりました。
現実と向き合えば、必ず道は開くのです。
⑤現代医療を信じて!
民間療法やら、スピリチュアルやら、アロマやら、骨盤矯正、漢方、冷えとり…色々ありますが…
西洋医学!現代医療!は、本当にすごいぞ!と言いたい!!!!
お腹に注射して採れる卵増やして…
こわい😱と思うかもしれませんが、注射(エピペン)は痛くないですし、貯卵がたくさんある安心感は半端ないです。
生理が毎月来ないとか、ガリガリもしくはデブデブといった、健康に難ある方はまずそちらを治していただいて…
と言っても、ご飯と野菜とタンパク質をしっかり食べて、最低6時間は寝て、軽い運動して、体温が35度切ってなければ大丈夫かと。
まぁ漢方はまだアリだと思います。でも、漢方だけに頼って「妊娠できない」と言うのはやめた方がいいです。
絶対ダメなのは民間療法やスピリチュアル系。あれが効いた人はたまたまそのタイミングで自然妊娠しただけ。
お星様の上から子どもが親を選んでいるのではないのです。妊娠は自らつかみにいくものです。やるだけやって、あとは待つ!ただそれだけ。
やるべきことを見誤らないように。
現代医療を信じて、やるべきことをやる。
やらないことには始まりませんからね。
⑥経済的、精神的安心
うちは夫の稼ぎがある方ですが…打撃は大きかったです。総計200万はかかっています。顕微授精したときは一度に80万円飛んでいきました…💸アハ、アハハ…
とにかく、夫婦でお金は稼げるだけ稼いでください。
200万はかかるつもりでいてください。
旦那様の稼ぎがある程度ある場合はパートがおすすめです。なぜなら休みを取る回数が減るから。
できれば、ストレス解消になるような、好きな仕事で。
私は大好きな仕事をしていたので、不妊治療が上手くいかなくて絶望しかけても、ある程度悲しみが紛れました。
仕事が好きじゃなくても、何か趣味を作ってください。だいぶ気が紛れます。
楽しく過ごすことを忘れずに。
⑦最悪の場合も想定しておくこと
どんなにやっても結果が出ない。
周りがどんどん妊娠していって、置いてけぼり感ハンパない。昔の友だちにも会いたくなくなっちゃった。
…子どもができなかったら、どうする?
離婚する?この人と2人で楽しく暮らす?
里子をもらう?何歳まで続ける?…etc…
最悪の場合を想定しておくこと。
これはネガティブではありません。
セーフティネットです。
最悪を想定できる人はポジティブです。聡明です。必ず幸せになれます。
備えあれば憂いなし。
逃げずに立ち向かった人だけが本当の幸せをつかみますよ。
という訳で、えっ❷の方が長くない?バランス悪くない?
まぁいいか!
何か聞きたいこと等あれば、是非コメントください。
あなたはきっと大丈夫。いい結果が待ってる。